著者/グレイス・ハンセン他
訳者/上田勢子 監修/小佐野正樹
AB横判/上製/24頁
定価 各本体 2,000円(税別) 揃価格 12,000円(税別)
子どもの未来社
残りものはどうなっていくのか
地面に落ちた枯れ葉、死んだ虫や動物などは、いつのまにかなくなってしまうのでしょうか。いいえ、それは小さな生きものや、カビ菌類などが分解しているのです。これらは残りもののそうじ屋さんで、栄養を土にもどし、植物が育つのに役だっているのです。食物連鎖をつなげている分解者に注目してみましょう。
ISBN 978-4-86412-208-5
エネルギーをつくりだす仕組みをしる
すべての生きもののエネルギーのもとは、植物の光合成のはたらきでつくられています。このはたらきがなかったら、地球上の生きものは生きていけません。光合成はどこでどんなふうにして行われているのか、太陽の光や水や空気とどんなつながりがあるのか、それらをさぐっていきます。
ISBN 978-4-86412-209-2
生きものの複雑で多様なつながりが大事
生きものたちは、ひとつながりの食べる・食べられるだけでなく、重なりあって網の目のようにつながっています。複雑な網の目あれば、ひとつがとぎれてもどうにか生きていかれます。また、生きものを生かす自然環境も大きな役割があります。地球のかけがえのない環境に目を向けましょう。
ISBN 978-4-86412-210-8
作家。2011年に大学で英文学の学士号を得て、編集の仕事を数年した後、子ども向けのテーマのノンフィクションブックを執筆するようになる。アメリカ、ミネソタ州セントポールに、夫とルイという名前のスコティッシュテリア犬と暮らしている。
自然科学教育研究所代表、科学教育研究協議会会員、元・東京都足立区立小学校教諭。著書に『本質がわかるやりたくなる 新理科の授業5年』(共著、子どもの未来社)他。
1979 年より米国カリフォルニア州在住。訳書に『レッド あかくてあおいクレヨンのはなし』『達人になろう! お金をかしこく使うワザ』『4歳からの性教育の絵本 コウノトリがはこんだんじゃないよ!』『こいぬのルナ、コロナウイルスにたちむかう』(子どもの未来社)など。
よりよい世界を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」には環境問題が大きな位置をしめていて、「エコロジー(生態学)」は環境問題を学ぶ土台となります。けれど食物連鎖や食物網、生態系についてわかりやすく学べる教材はあまりありません。本シリーズは写真を見ているうちに理解がすすみます。迷路や工作、学習プリント(巻末QRコード)もぜひご活用ください。