おしえて!エコロジー
生きもののつながり
全6巻

 1食べる・食べられる    
 2エネルギーをつくりだす  
 3エネルギーをもらって生きる
 4のこりものをそうじする  
 5すべてのはじまり光合成  
 6あみの目のつながり    


「「子どもの本棚」(No.644 2022年6月号)の「新刊紹介」で紹介されました! 

「この本読んで!」2022年6月2日号の特集「知る・識る・察る 図鑑と科学絵本」で紹介されました!

「日本教育新聞」(2022年3月21日)「子どもに読ませたい本」で紹介されました!

「教育家庭新聞」(2022年1月1日)「BOOK REVIEW」で紹介されました!

地球の生きもののつながりを発見!

よりよい世界を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」には環境問題が大きな位置をしめていて、「エコロジー(生態学)」は、環境問題を学ぶ初めの一歩となります。本シリーズでは、地球の生きものがどのようにつながり、たがいに生かしあっているかを写真と図でわかりやすく伝えます。このつながりがわかると環境問題の理解がすすみます。

エコロジーは環境問題を考える土台です。
地球の生きもののつながり(食物連鎖)が写真と図で学べます。
生産者、消費者、分解者についてそれぞれ説明します。
生きもののつながりの多様性を伝えます。
各巻にQRコード対応のプリントがついています。


著者/グレイス・ハンセン他
訳者/上田勢子 監修/小佐野正樹

AB横判/上製/24頁

定価 各本体 2,000円(税別) 揃価格 12,000円(税別)
子どもの未来社

おしえて!エコロジー 生きもののつながり (全6巻)

1食べる・食べられる
地球の生きもののつながりがわかる
「食べる・食べられる」のつながりで、子どもたちにわかりやすく食物連鎖を伝えます。私たちのまわりの植物や動物はばらばらに行きているのではなく、食べる・食べられるという関係でつながっていて、ひとつひとつの生きものがどんなつながりの中で生きているかがわかると、どの生きものも欠かせない存在であることが見えてきます。
ISBN 978-4-86412-205-4
2エネルギーをつくりだす
植物がエネルギーをつくっている
植物は、自分で栄養と酸素をつくって生きています。ふだん動き回ることもなくて目立たない植物も、すべての動物が生きていくのに欠かせないエネルギーや酵素をつくりだしていて、食物連鎖のおおもととなる重要な役割をはたしています。そんな目で植物を見直してみると、新しい発見があるでしょう。
ISBN 978-4-86412-206-1
3エネルギーをもらって生きる
動物は食べることでエネルギーをもらう
動物には、植物を食べて直接エネルギーをもらっているもの、植物を食べた動物を食べてエネルギーをもらっているもの、死んだり枯れたりした生きものを分解してエネルギーをもらっているものもあります。どんな生きものがどんなふうにエネルギーをもらって生きているのがかわかります。
ISBN 978-4-86412-207-8
4のこりものをそうじする

残りものはどうなっていくのか
地面に落ちた枯れ葉、死んだ虫や動物などは、いつのまにかなくなってしまうのでしょうか。いいえ、それは小さな生きものや、カビ菌類などが分解しているのです。これらは残りもののそうじ屋さんで、栄養を土にもどし、植物が育つのに役だっているのです。食物連鎖をつなげている分解者に注目してみましょう。
ISBN 978-4-86412-208-5

5すべてのはじまり光合成

エネルギーをつくりだす仕組みをしる
すべての生きもののエネルギーのもとは、植物の光合成のはたらきでつくられています。このはたらきがなかったら、地球上の生きものは生きていけません。光合成はどこでどんなふうにして行われているのか、太陽の光や水や空気とどんなつながりがあるのか、それらをさぐっていきます。
ISBN 978-4-86412-209-2

6あみの目のつながり

生きものの複雑で多様なつながりが大事
生きものたちは、ひとつながりの食べる・食べられるだけでなく、重なりあって網の目のようにつながっています。複雑な網の目あれば、ひとつがとぎれてもどうにか生きていかれます。また、生きものを生かす自然環境も大きな役割があります。地球のかけがえのない環境に目を向けましょう。
ISBN 978-4-86412-210-8

3エネルギーをもらって生きる
動物は食べることでエネルギーをもらう
動物には、植物を食べて直接エネルギーをもらっているもの、植物を食べた動物を食べてエネルギーをもらっているもの、死んだり枯れたりした生きものを分解してエネルギーをもらっているものもあります。どんな生きものがどんなふうにエネルギーをもらって生きているのがかわかります。
ISBN 978-4-86412-207-8


【本シリーズを推薦します!】
山極壽一
(総合地球環境学研究所所長)

私たち人間にとって、生きることは食べることであり、それはすべての生きもののつながり(食物連鎖)に加わることを本シリーズは教えてくれる。太陽の光を植物は光合成によって栄養に変え、それを動物たちが取り込み、より大きな動物たちに食べられ、やがて死を迎えるとその体がミミズや虫たちによって分解されて土になる。エコロジーとは、このよう生きものたちのつながりが多様なあみの目のような流れとなっているのを知ることなのです。
著者プロフィール
文:グレイス・ハンセン
(Grace Hansen)

作家。2011年に大学で英文学の学士号を得て、編集の仕事を数年した後、子ども向けのテーマのノンフィクションブックを執筆するようになる。アメリカ、ミネソタ州セントポールに、夫とルイという名前のスコティッシュテリア犬と暮らしている。

監修:小佐野正樹
(こさのまさき)

自然科学教育研究所代表、科学教育研究協議会会員、元・東京都足立区立小学校教諭。著書に『本質がわかるやりたくなる 新理科の授業5年』(共著、子どもの未来社)他。

訳:上田勢子
(うえだせいこ)

1979 年より米国カリフォルニア州在住。訳書に『レッド あかくてあおいクレヨンのはなし』『達人になろう! お金をかしこく使うワザ』『4歳からの性教育の絵本 コウノトリがはこんだんじゃないよ!』『こいぬのルナ、コロナウイルスにたちむかう』(子どもの未来社)など。


チャレンジ! ジャンボくんプリント
巻末QRコードから楽しく学べるプリントをご活用いただけます!


子どもの未来社より

よりよい世界を目指す「SDGs(持続可能な開発目標)」には環境問題が大きな位置をしめていて、「エコロジー(生態学)」は環境問題を学ぶ土台となります。けれど食物連鎖や食物網、生態系についてわかりやすく学べる教材はあまりありません。本シリーズは写真を見ているうちに理解がすすみます。迷路や工作、学習プリント(巻末QRコード)もぜひご活用ください

1食べる・食べられる
地球の生きものが「食べる・食べられる」で輪のようにつながっていること(食物連鎖)を、写真と図でわかりやすく伝えます。
2エネルギーをつくりだす
生きものの「食べる・食べられる」のつながりは、自分で栄養と酸素をつくる植物から始まるということを、わかりやすく伝えます。
3エネルギーをもらって生きる
食べることでエネルギーをもらっている動物には、草食動物、肉食動物、雑食動物などがあることを、わかりやすく伝えます。
4のこりものをそうじする
動物のフンや死体、落ち葉などを食べたり分解したりしてきれいにする動物や細菌・菌類のはたらきを、わかりやすく伝えます。
5すべてのはじまり光合成
植物の緑の葉が、太陽の光と水と空気を使って、すべてのエネルギーの元となる栄養分(デンプン)と酸素を作りだすしくみを知る。
6あみの目のつながり
生き物が網の目のようにつながり、それぞれの自然環境で生かされていること、そして生物が多様であることの大切さを伝えます。